01.路上適格性検査
- 中古自動車や部品の輸出前検査を行い、出荷先の規制当局基準に適合したものかどうか検証します。
- 具体的には、車両の安全性と道路使用性を評価する諸検査を実施。対象車両や車両部品のなかで、特に安全性に影響する部分が一定の性能基準を満たしていることを確認しています。
- 出荷先で輸出前検査が義務付けられている場合、初回検査の不合格車両は再検査を受け路上適格性の基準を満たさなければ出荷先への輸入が出来ません。
- これにより安全走行可能で環境負荷の少ない車両のみの輸入が出荷先では可能になり、低品質な粗悪車両の流入を防ぐことになります。
- さらに排気汚染物質と騒音の低減にもつながり、出荷先の環境と公衆衛生保全にも貢献します。
- 確認の証として、検査に合格した車両のフロントガラスに EAA 車両ステッカーを貼付するほか、お客様の確認用にオンライン電子証明書の提供も行っています。
02.放射線検査
- 2011年、日本の福島第一原子力発電所で災害が発生しました。その結果、日本の中古車輸入国の多くは、日本からの出荷前に車両の放射能汚染検査を義務付けています。
- 災害からすでに10年以上が経過しましたが、EAAはISO/IEC 17020:2012による認定中古車検査機関として同検査を行っています。
03.オドメーター検査
- 購入する中古車両の走行距離が正しく表示されているかどうか確認する必要があります。
- EAAの検査には車両の正しい走行距離認証が含まれており安心です。
04.排ガス認証
- ボリビア政府に代わり、ボリビア共和国内で使用される日本からの中古自動車の検査・排ガス認証を行うサービスです。
- これにより、環境に配慮した車両のみ入国可能となり、低品質な粗悪車両のボリビアへの流入を防ぐことになります。
05.スペアパーツ
- 一部の国では輸入要件として、新品および中古の自動車スペアパーツの出荷前検査が義務付けられています。
- 以下の中古スペアパーツは、仕向け国によっては輸入が禁止されておりますのでご注意ください。
- タイヤ、タイヤチューブ、ボールジョイント、タイロッドエンド、ラックエンド
- ブレーキホースパイプ、ブレーキパイプ、ブレーキパッド、ブレーキ及びクラッチケーブル
- ベアリング、ラバーブッシュ、オイルシール、スパークプラグ、フィルター、エアクリーナーエレメント
- クラッチプレート、クラッチプレッシャープレート、クラッチレリーズベアリング
06.シンガポール向け特別認証
<EFI>
- EAA株式会社は、シンガポール国内で使用される日本製自動車の燃料噴射装置の第三者検査機関として、国家環境庁(NEA)から認定されています。“ NEAは、日本(JPN2009)の排出ガス規制に適合したガソリン車の燃料噴射システムの検証を行う第三者検査機関として、EAA株式会社を認定します。”
- EAAは、シンガポールへの輸入車に対し、車種ごとにEFI(Electronic Fuel Injection)の種類を判別し、認証するための確認検査機関として認証を受けています。この認証に基づき、ポート燃料噴射(PFI)システム、またはガソリン直噴(GDI)システムのいずれが搭載された車両かを認定します。
- この検証検査は、認証された車両のみが国(シンガポール)に入国可能となり、車両輸入規制を遵守していることを担保するものです。
<ヘッドライト認証>
- EAA株式会社は、シンガポール陸上交通庁(LTA)より、シンガポール国内で使用される日本製自動車のヘッドライトレベリングシステムと光度証明の第三者検査機関として認定されています。
- 認定機関として日本製車両について、車種ごとにヘッドライトレベリングシステムと光度を判定し、証明するための検証検査の実施を承認されています。この認証では、車両に搭載されているヘッドライトレベリングシステムがマニュアルかオートか、また、ヘッドライトの光度の検証を行います。
- この検証検査により、認証された車両のみが国(シンガポール)に入国し、車両輸入規制を遵守していることを確認するものです。
07.その他サービス
- EAA では、翻訳、デジタル写真、車両の保存記録の依頼など、さまざまなサービスも提供しています。
- 詳細は以下の専用フォームからお問い合わせください。